2015年10月31日、伊丹16:00発NH32便が「R2-D2™ ANA JET」での運行になる、ということで搭乗してきました。
搭乗のきっかけ
R2-D2 ANA JETが国内線に投入されるのを知ったのは、9月21日の朝、岡山空港での撮影時に見たニュースリリース。広島への飛来予定もあったけど、平日なので見に行けないのは明白。ならばと思い伊丹便をとりあえず予約してみたところ、普通席扱いで開放されている「ANA BUSINESS STAGGERED」に空きがありました。(大きな話題になる直前だった。)
R2-D2の塗装も興味があるけど、以前78R(中距離国際線仕様)で体験した「ANA BUSINESS CRADLE」のさらに上を行くB8T(長距離国際線仕様)のビジネスクラスシートが体験できるのはとても珍しい機会。それもあって搭乗を即決しました。(ちなみに、JALの787-8のビジネスクラス「JAL SHELL FLAT NEO」も乗りました。国際線Cクラスオタクです。)
当日の搭乗まで
新幹線で新大阪まで行き、そこからリムジンバスを使って12時頃伊丹空港に到着。手荷物を預け昼食をとった後展望デッキに上がってみると、ちょうど10番スポット付近にまだ空きがありました。事前に調べたところ、10番搭乗口付近での撮影は難しそうに感じたので、ここで撮影することにしました。
そしてじっと立って待つこと2時間。ほぼ定刻の15時9分にR2-D2 ANA JETはやって来ました。ノーマル塗装でもかっこいい787ですが、全面に特別塗装となるともう感動です。
翼より前にフォーカスすると、まさにキャラクターを彷彿とさせる塗装でした。
搭乗ゲート〜離陸
ランディング〜スポットインまで見届けた後、急いで保安検査場を通過。幸い空いていたので、すぐに10番ゲートまでたどり着くことができました。すると、ゲート前では11月22日より就航することになった「STAR WARS™ ANA JET」の巨大モデルプレーンを背景に記念撮影が行われていました。行列に並んで撮影を終え、チェキのフィルムをNH32便専用ポストカードにセットして頂きました。
16時過ぎ、いよいよ搭乗です。ボーディングブリッジからコックピットが見えたのですが、フレンドリーな機長がポーズを撮ってくださいました。そして12Dに着席。今まで体験したことのない広いスペースのシートにまた感動しました。
17インチワイド画面のモニタも迫力あります。国内線なのでエンターテインメントは見られませんでしたが、地図だけでも十分楽しめます。速度・方位・高度がリアルタイムに分かるのは、飛行機好きにはたまりませんね。
ほどなくしてエンジンスタート〜離陸へ。787の静粛性は素晴らしいです。翌日767に乗りましたが、この違いには本当に驚きます。もっとも、飛行機好きはエンジン音も好きだったりするのですが。
巡航
日が少し傾きかけた頃、32Lから離陸してレフトターン。ランウエイヘディングしながらクライムしたと思います。割と短時間でベルトサインが消えました。ドリンクサービスは暖かいスープをオーダー。スープと共にR2-D2 ANA JET Boarding Certificateのカードを頂きました。このカードが欲しかった! スープが入るカップもR2-D2をデザインしたカップでした。
機長からのアナウンスがあったのですが、伊丹出発が遅れたため、遅れを取り戻すべく急いでいるとのこと。恐らく自分を含めたファンの方々は「急がなくていいです」と思ったハズ(笑)
短い巡航時間を終えディセンドする頃だったでしょうか、機内左側の窓にきれいな夕焼けが広がりました。窓側でなかったのでじっくり見ることができなかったのが残念...。ただ、なんとか富士山を撮影することができました。
着陸後
17時過ぎ、羽田空港の32Lにランディング。横風が吹いていたのかクラブをとっていたような気がしました。少し強めのブレーキの後、第2ターミナル65番スポットに向けてタキシング。その際、スターウォーズの世界をイメージした照明の演出が行われました。暗くなった機内の天井がLEDでブルーやパープルに照らされます。幻想的な世界でした。
ドアが開いた後もしばし機内の雰囲気を楽しみ、最後の方に降機しました。その後デッキに上がって、翼を休めるJA873Aを撮影しました。
短いフライトでしたが、R2-D2 ANA JETを存分に堪能しました。いつか機会があれば、国際線にも乗ってみたいなと思います。ANAのスタッフのみなさま本当にありがとうございました。
次はSTAR WARS™ ANA JETの広島飛来が楽しみです。過去のデータを見ると、NH14便で羽田に飛んだ後は米子か広島に行くパターンが見えました。できれば広島に...。