普段Firefoxのアドオン「HTML Validator」で文書の文法的妥当性の検証を行っていますが、HTML5文書(特に未公開・制作中の文書)の検証をローカル環境で行いたかったので、「W3C Markup Validator」と「Validator.nu」をローカル環境にインストールしました。(HTML5文書の検証であればValidator.nuだけでも事足りるのですが、検証結果の表示画面がW3Cの方が好きとかその程度の理由でW3C Markup Validatorも入れました。)
会社がiMacなので、試験的に自宅のMac miniにインストールしてみました。インストール作業の手順に関しては、すでにインストールされブログにまとめて下さっている方がいるので参考にさせて頂きました。特に以下のサイトが大変参考になりました。ありがとうございます。
- SummerWind - Validator.nuをローカルで実行する
- W3C Markup Validator + Validator.nu をローカル環境で (1) - JeffreyFrancesco.org
- Installing the W3C Markup Validator on Mac OS X | 456 Berea Street
Perlモジュール等のインストールに関して
XAMPP for Mac OS Xを使っているのですが、Perl環境はMacPortsで整備した経緯があるので、W3C Markup Validatorに必要なモジュールもMacPortsでインストールしました。
インストールしたものは下記の通りです。
- opensp
- p5-cgi
- p5-config-general
- p5-encode
- p5-encode-hanextra
- p5-html-parser
- p5-html-encoding
- p5-html-template
- p5-json
- p5-libwww-perl
- p5-net-ip
- p5-sgml-parser-opensp
- p5-uri
- p5-xml-libxml
- p5-encode-jis2k
- p5-perl-tidy(違うかも?)
バーチャルホストの設定について
バーチャルホストの設定はサイトごとに色々違いがあったのですが、下記の通り設定して問題なく動いています。自分のテストマシン(会社がiMacなのでMac miniで実験)では/Users/Shared/Sites以下に案件・システムごとのバーチャルホストを置いているので、下記のように追加設定しました。
<VirtualHost *:80>
ServerName validator.localhost
DocumentRoot /Users/Shared/Sites/validator/htdocs
AliasMatch ^/+check(/+referer)?$ /Users/Shared/Sites/validator/htdocs/cgi-bin/check
<Directory "/Users/Shared/Sites/validator">
Allow from All
Options FollowSymLinks ExecCGI Includes
AddType text/html .html
AddOutputFilter INCLUDES .html
</Directory>
<LocationMatch "/+check(/+referer)?">
SetHandler cgi-script
</LocationMatch>
</VirtualHost>
- 普段はディレクトリを作成し、Hostsファイルを編集するだけでバーチャルホスト設定が完了するようにしているのですが(XAMPPでバーチャルホストの設定を簡単にする方法を参照)、今回は特殊なので個別設定として追記しました。