突然始まったコロナ禍の影響を受けたのか、2020年11月1日（キリが良いから覚えているだけ）に突如体調崩して以来、外出するととても気持ちが悪い、とにかく食べないとお腹が空いて仕方がない、という症状に悩まされ続けました。「IT業界はメンタルを病む人が多い」という思いを昔から持っていて、またメンタルがおかしくなったのかとがっかりしたものです。お腹が空くので糖代謝が悪いのか、とも思っていました。
2年ほど苦しみ続けた2022年12月末、いい加減何か変えないと思い一般内科を受診したのですが、そこで処方されたのはなんと「ネキシウムカプセル20mg」、つまり胃酸を止める薬でした。これにはさすがに驚いたのですが、とりあえず飲み続けると数日で症状は軽快してきました。
それ以来、失ったであろう体力と自信を取り戻すべく、最初はステップ台の昇降運動から始め、4月からOXIGENOのレッスンに復帰、11月からはRADICAL POWERのレッスンにも参加できるようになりました。
さすがに2年調子が悪くてすっかり自信を無くしていたので、2023年6月に奈良に行った時は気分的に余裕がなかったのですが、先日社内会議とライブ参戦で2週連続東京に行き10,000歩歩いても平気という身体になってきました。リアルで開催される勉強会に行く勇気も出てきました。
まさに病は気からです。人よりかなり敏感なところ、不安感が強いところ、自律神経失調症はあるにせよ、それで体調をひどく悪くしては勿体ないと思うようになりました。もう一つ、メンタルの病を疑う時はまず胃食道逆流症のような他の病気がないことを確かめることも重要だと思いました。「適当に生きる」というのは相変わらずつかめないですが、深く考え込まないようにしたいです。